現代ホスト界の帝王「ローランド」。
この異名で親しまれ、数々の名言を残してきた。
代表作として皆が知っている
『世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か』
がありますね。この言葉には「どんなに楽で居心地が良かろうと、「俺以外」として人生を歩んでいくのは嫌だ」という意味が込められています。
今回の記事ではローランドが残した9つの名言と、名言から学んだ人生の生き方を紹介します。
なお、記事の作成にあたり参考にするのは、書籍『ローランドという生き方』およびyoutubeで公開されている『ホストTV.com』、TV出演時の発言などです。
それではいってみましょう。
ローランドの名言9選
100人が100人ダメと言っても、その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか
バンタン卒業式のスピーチでの発言。
大学進学したが、直ぐに退学しホストになった。もし、成功してなかったら「あの時、大学辞めるな、ホストになるな!っていうアドバイス聞いとくべきだったね」と罵られる結果になっていたかもしれません。成功したという目に見える結果を示すことで100人全員が間違っていたいと証明できた訳です。
たくさん噓をついてきたけれど、自分に噓をついたことはないね。一度も
自分は正直者か?と聞かれた時の答え。
自分の気持ちに正直になり、信念を貫くこと。もし、自分に噓をついていたら、ホストになっていなかったかもしれません。もし、『今の自分』の生き方を誇らしく感じない人は過去の自分が、自分に噓をついていたのかも?『未来の自分』が誇らしく生きていられるように、今日を自分に噓つくことなく生きていこう。
ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく
普段から外見に気を遣える、まさに『プロ』の一言。
ジャージで外出した時に、カフェの定員がめちゃくちゃ可愛かったらどうする?嫌じゃん。マーフィーの法則ですね。ただ、カフェに行くために身だしなみを整える意識に天晴。
世界で一番美しい花は薔薇。でも、世界で一番好きな花は桜なんだ
好きな花について聞かれて。
これは数ある名言の中でも秀でた作品だと思います。
薔薇の唯一の欠点として、綺麗な状態で散れないことを指摘した。相打って、桜は綺麗な状態で、散っていく。その美しさを表現した名作であり、知見の広さも伺える。一言でこれほどまでのインパクトを与えるとは。
仕事道具に愛情を持てない奴は、仕事に愛情がない奴。そういう奴は嫌いだ
ローランド完全密着での一言。
自分の仕事道具にこだわれない奴は、仕事としてプロじゃない。
俺はいい靴を俺様がいい場所へ連れていってやる。東京タワーをバックに靴を磨きながら、仕事の流儀について語りながらの名言。仕事への意識の高さとプロとしての誇りを参考にさせてもらいました。
結局恐怖なんかじゃ、人は繋ぎ止めておけないからね。男としての魅力が一番の鎖だよ
辞めていく従業員が多いと、とあるホストクラブオーナーから相談されたときの一言。
恐怖政治は一見して上手くいっているように見える。しかし、実態は従業員のストレスが高まり、長期的な継続は困難である。どう統率するか、それはトップが魅力的であれば、自然と仲間がついて来る。理想的な上下関係ですね。
寝てません。まぶたの裏見てただけです
これは名言っぽいけど、ただの言い訳(笑)ダウンタウンなうに出演した際に取り上げられてました。旅行中、目覚ましをセットするのが嫌いなローランドを起こしに行かなければならない後輩に放った一言。本人曰く、『名言っぽく言っとけば何とかなる』だそうです。
自信を持てとは言わない。自信のあるフリをしてみな!
“現代ホスト界の帝王の接客 vol.06″での一言。
これは名言というよりも、人生の教科書に掲載しておきたい言葉。どんなに自信が持てないときでも、自信のあるフリをして取り組んでみる。いつの間にか気持ちを気にすることなく、物事に取り組めているはずです。
ちなみに、このシリーズはvol.1~6までありますが、どれも素敵な作品なのでぜひ観てください。
エコノミーシートがフルフラットなら、誰もファーストクラスに乗らないからね!
ローランドしの接客理念を聞かれて。
我が国でのイメージでは国民みな平等である。ローランドの接客ではみなに平等に接するのではなく太客と細客で接客態度を変えるという。まさに、飛行機のエコノミーシートとファーストクラスの差ですね。
僕とあなたのアクションプラン
これらの名言を抽象化して得られるアクションプランを紹介します。
- 自分が選んだ道を自信を持って歩み続けること
- 挑戦に自分の色を作ること
- 人が寄ってくる仕組み作り
1つ目は文字どおりの意味です。自分が「これをやりたい、これに挑戦する」と決めた道、どんなに辛くても自信を持って、歩み続ける。辿り着いた先から振り返った景色は美しいものになっているでしょう。
2つ目はいわゆる拘りですね。例え、他人と同じことをする状況でも、意気込みや使用する道具、事前調査量の差は内容と結果に大きな差を与えます。靴磨きや笑顔、見送りの徹底、何でもいいので自分の色を出しましょう。
3つ目は人が寄ってくる仕組み作り、すなわち周囲が自分について来る状況を作ることです。俺がこの面では一番優れていると思わせる。マネしたいと思わせたら、自分についてきているのと同義です。小さな優れているを沢山創出しましょう。
おわりに
さて、今回の名言はいかがだったでしょうか。
下記の3ポイントに着目して享受してみてください。
きっと、多くの学びが得られるでしょう。
・名言そのものから感受する
・名言が生まれる過程を想像する
・名言を抽象化して、自分用に言い換える
ぜひ他の名言も覗いてみてください。また別の記事で会いましょう。
See you
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